【リモトリレポ】世界初!?自宅で旅行?リモートトリップを開催いたしました!
株式会社島ファクトリー(本社:島根県隠岐郡海士町)は2020年4月5日に、新しい試みとして、自宅にいたまま旅行をする新体験コンテンツ「リモートトリップ」を催行いたしました。
新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出が自粛される中、人の行き来が必要不可欠な「観光業」に携わる身として、また離島という特殊な環境にある「海士町」で、旅行会社である私たちが今できることは何か。
そこからこのサービスの販売実施に至りました。
リモートトリップとは?
外出せず、家に居たまま、まるで旅行をしているかのような体験ができるコンテンツ。海士町観光に外せない魅力ある「島の食」「島の景色」、そして「人と人との繋がり」をオンライン上で共有することで「旅体験」をバーチャルに作り上げます。
サービスの内容は以下の3つ。
①海士町の特産品をご自宅に配送(第1弾は岩牡蠣)
②オンライン通話システムを用い、届いた特産品を召し上がっていただく時間をリモートトリップ参加者全員で共有する。
また、海士町在住の社員が島の自然を配信するとともに、この島の魅力や、暮らしについてお伝えする。
③リモートトリップにご参加いただいた方が、実際に海士町に来島する際のサポートを(株)島ファクトリーにて行う。
第1弾は特大サイズの岩牡蠣!
記念すべき第1回目のリモートトリップは、特大LLサイズの岩牡蠣を事前に配送。
オンライン上で、岩牡蠣の開け方のレクチャーを行いました。
コースは松(10,000円)・竹(7,000円)・梅(5,000円)コースの3種類。
一番人気だったのは竹コースで、購入者の約9割に選んでいただきました。
大人の顔のサイズほどあるこの隠岐ガキは、重量400gを超えており、その大きさに驚きの声も!
届いた!デカさを伝えたくて、白い100円ライターを置いて撮ってみたぁーほんま、デカさと磯の香りが最高だわぁー♡
(大阪・Iさん)
リモートトリップ当日の様子
オンライン上では牡蠣の開け方以外にも、海士町旅行の際には必須となるフェリーの乗り方や、隠岐についての予備知識について説明。
旅の途中のフリータイムには、グループに分かれてそれぞれが会話を楽しみました。
旅の目的
今回のリモートトリップ最大の目的は、「海士町民と参加者の方が繋がる」ということ。
離島旅行では、現地までのアクセス方法が複雑で、お問い合わせをいただくことも多いです。
そんな疑問や質問を「海士町在住の知り合いに聞く」ような気軽な気持ちで、聞いていただける存在になれればと考えています。
海士町は日本各地の離島と比較すると"観光地"として楽しめる場所が少ないのが実情です。
しかしながら、海士町にはそれに勝るとも劣らない最大の魅力があります。
それは「人」です。
この島の町長も「海士の魅力は人だ」と話します。
この島の先人たちが、昔から当たり前に行ってきた漁業や農業、伝統文化が今もそのまま残っています。
そこに向き合う島の方々の姿が、この島の風景そのものを作り出しているのです。
そういった伝統文化、海士の日常に浸っていただくことで、海士町への旅の満足度はぐっとあがると考えています。
道端で出会った島の方との何気ない会話は、忘れられない旅の思い出になります。
そんな最高の体験をすべての方にしていただくサポートができるよう、リモートトリップでは皆さまとの繋がりを築かせていただきました。
島に来てから繋がりを作るのではなく、繋がりを作ってから旅に出る。
海士町らしい新しいの旅行の形。
それがリモートトリップです。
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